(上級日本語4)ブログ7:「食品のロス」
現代社会には、地球温暖化やプラスチックゴミといった様々な環境問題が存在している。これらの問題のうちで、特に深刻(しんこく -- serious)であるにもかかわらず、あまり注目されていないのは食品ロス(しょくひんろす -- food loss)である。食品ロスというのは、まだ食べることができる食べ物が、家庭やレストラン、スーパーなどで捨てられてしまう(すてる -- to throw away)ことである。アメリカでは、少なくとも生産された(せいさんする -- to produce)食べ物の3分の1が食べられないまま捨てられていると言われている。加えて、ゴミの後の処理(しょり -- process)において、食品は最も多く捨てられているものの一つであり、埋め立てられる(うめ立てる -- to landfill)ゴミの役24パーセントを占めている(しめる -- to account for)。このような状況は、倫理(ろんり -- ethics)的な問題であると同時に、環境のも大きな影響を与えている。
まず、食品ロスは環境に深刻な影響を与えている。捨てられた食べ物は埋立地(うめたてち -- landfill)に運ばれ、そこで分解(ぶんかい -- decomposition)される。その時、酸素(さんそ -- oxygen)が少ない環境の中で分解が進むため、メタン(methane)という温室効果(おんしつこうか -- greenhouse)ガスが発生する(はっせいする -- to occur, to arise)。メタンは二酸化炭素(にさんかたんそ -- carbon dioxide)よりも強く熱を閉じ込める性質(せいしつ -- property, characteristic)があり、現在の地球温暖化の原因のかなりの部分を占めているとされている。さらに、食べ物を生産するためには水、エネルギー、労働力が必要であるにもかかわらず、それらが捨てられてしまうと、それらの資源(しげん -- resource)も無駄(むだ -- waste)になってしまう。このように、食品ロスは資源の無駄でらると同時に、環境悪化を速くさせる要素となっている。
さらに、食品ロスは論理的な問題でもある。世界には食料不足(しょくりょうふそく -- food insecurity)に苦しんでいる国が多く存在し、その中にはスーダン、パレスチナ、アフガニスタンなどが含まれる。例えば、スーダンは約2460万人が食料不足の状態にあり、そのうち多くの人々が深刻な飢餓(きが -- starvation)に直面している(ちょくめんする -- to face)。しかしながら、アメリカや日本のような「精神の時代」に入った国では、まだ食べられる食べ物が大量に捨てられている。そのような状況を見ると、いかに食品ロスの問題が深刻であるかが分かる。
この問題を解決するためには、私たち一人一人が行動を変えなければならない。まず、必要以上に食べ物を買わないようにすることが大切である。また、買いすぎてしまった場合でも、冷凍する(れいとうする -- to freeze)などして長く保存する(ほぞんする -- to keep, preserve)ようにすべきである。その上、レストランで食べきれなかった(食べきらない -- leftovers)料理は持ち帰り、後で食べるようにすることも重要である。加えて、食べきれない食品がある場合には、フードバンクなどに寄付する(きふする -- to donate)ことも結果的な方法である。このような小さな努力をできればするようにすることによって、食品ロスを減らすことができると同時に、より住みやすい地球を守ることにつながるだろう。
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